歯の一生 3
2022.11.29
最終更新日時 :
2023.01.26
WebMaster
成人期 18歳 ━
歯周病に注意
10代の頃の歯肉炎をきちんと治療しないでいると、いずれ歯周病まで悪化してしまいます。
現在、成人の約80%が歯周病にかかっており、30歳以上の人の歯を失う原因の9割を占めるとも言われています。
半年に一度は定期健診を
歯周病は痛みなど症状がなく進行するのが特徴で、自覚症状が出て歯科医院を受診した時には、かなり進行しているケースも少なくありません。
歯周病で歯を失わないためにも、半年に一度は歯科医院で健診を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。
また、次のような症状がある場合には、早期に受診し、適切な治療とケアを受けましょう。
- 歯を磨くと出血する
- 歯ブラシで取れない汚れや歯石が付いている
- 歯肉が時々腫れたり、痛んだりすることがある
- 歯と歯の間に食べ物がよく詰まるようになった
- 口臭が気になる
繰り返し痛む親知らずに注意
20歳前後に親知らずが生えてくる人がいます。これが正しい位置に生えるスペースがなく、斜めに生えたり、半分だけ頭を出したりしている場合には、十分な歯磨きをすることは大変困難です。親知らずだけでなく、ひとつ前の第二大臼歯まで虫歯になり、この歯をも失う原因となってしまう場合があります。
一時的に症状が治まっても、トラブルを繰り返す場合には、大切な奥歯(第二大臼歯)まで失う前に、適切な治療を受けましょう。
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